5ページ目 (13ページ中)

残された人々のために激しく痛む心

宣教地での使命全う を

今までイザヤ木原さんが、この彼杵での、ペテロ・バプチスタとパウロ三木のお話をすると、沢山の宣教師の方々が涙を流していたそうです。

宣教スピリット。

26人に共通していたのは、皆が自分に関しては喜んでいたことです。

しかし、残されている魂のためには激しい痛みを感じていた。

全ては宣教、福音のために。

つまづきを与えない為に

パウロ三木には彼の心が痛いほどわかりました。ですが、役人たちが勘違いするのを見て、「どうか泣かないでください。」とお願いします。

ペテロ・バプチスタ神父は、まだ神様を知らない彼らにつまづきを与えたくないと、すぐに涙を止めたのです。

まさに宣教スピリットなのです。

涙の意味は

ペテロ・バプチスタの心

彼の涙の本当の意味は、日本の救われてない沢山の魂と、残されている人々、閉ざされている日本の宣教を思ってのものでした。

殉教者が休んだ場所

彼杵での説明を。

俵坂峠を越え、下り、26人にとって休憩場所となった彼杵。彼らにとって祈りの場所でもあったでしょう。

26人のリーダー、ペテロ・バプチスタ神父は、この場所で、日本のまだ救われていない魂を思い、この国の宣教はどうなるのか、、、と涙を流しました。 

それを役人たちは、「死ぬのが怖いのだ。」と、陰で笑っていたそうです。

« Older posts Newer posts »